サポーター制度について

SPREADサポーター制度概要

インターネットとその利用端末ならびに様々なサービスから構成されるデジタル社会は急速に拡大し、すべての人々がこのデジタル社会と向き合わなければならなくなってきています。デジタル社会は人々に利便性や生産性の向上など快適な社会を送出する反面、ウイルス・架空請求・フィッシング詐欺など多くの脅威を創造しました。このデジタル社会では誰もが被害者になる可能性があり、そして誰もが加害者になる可能性もあります。このため、デジタル社会に安心・安全に利用者が参加するためには、すべての利用者のデジタル社会に対する正しい認識と知識と能力が重要です。

わたくしたちの力だけではすべての方にノウハウをお伝えすることに限界があります。そこで、Grafsecでは、地域や組織の中でセキュリティに関心があり、周囲の人にそれらを伝えようとする意識ある方々を「SPREAD情報セキュリティサポーター」として認定し、その方々に対して必要な知識を伝えるとともにその活動をバックアップしています。便利になったICT機器に囲まれた生活をする中で、安心・安全に利用するためのハードルはいまだ高く、パソコンに出るメッセージに不安を感じたり、迷惑メールに困惑したりと、ちょっとした手助けを必要としている人が実はたくさんいるのではないでしょうか。そんな人たちをサポートするために生まれたのがサポーター制度です。

Grafsecはパソコンやインターネットを安全・快適に使うための、地域の身近な相談相手「情報セキュリティサポーター」の育成と支援活動を通し、デジタル社会の安心・安全を目指しています。

情報セキュリティサポーターについてご興味のある方は『サポーターになるには』をご覧下さい。


SPREAD情報セキュリティサポーター憲章

SPREADサポーターはサポートを必要とする人と同じ目線でサポートします
サポーターは「水先案内人」。 サポートを必要とする人の価値観やポリシーを尊重し、問題解決のためにはどうしたらいいか共に考え、謙虚な言動を心がけます。


SPREADサポーターは相手を尊重します
サポートを必要とする人の理解や操作に多少の回り道があっても、さまざまな道や方法があることを踏まえ、その人にとって良いサポートを目指します。


SPREADサポーターは自分でできる範囲のサポートをします
サポート活動の中では、知らないことに出会うこともあります。 サポーターは、自分の能力を客観的に認識し、手に余ると思った相談や作業は、適切なサポートができるように他の会員(個人・企業)のアドバイスを受けます。 また、「知らないことがある」=「学びの機会」とし、背伸びをしないサポートを心がけます。


SPREADサポーターはわかりやすさを大切にします
説明をするときには、わかりやすさを大切にします。 相手が理解できないと感じたときには、言いかえや例をあげるなど、工夫をします。手間を惜しまず、わかりやすい説明ができるよう努めます。


SPREADサポーターは好奇心を持ち続けます
セキュリティやIT関連の情報収集やセミナー参加などを通して知識や技術の刷新を続け、サポーターとしての資質の維持向上に努めます。


SPREADサポーターは他のサポーターとの交流を心がけます
楽しく長くサポート活動を続けられるように、勉強会やイベント・SNSなど仲間と交流する機会を通して、情報交換や、相談、アドバイスなどを受けやすい環境を作ります。